外国人墓地と資料展示室鑑賞、他洋館

横浜外人墓地

【全国旅行支援対象/11月から】横浜ベイサイドストーリー/A：重慶飯店（本格四川料理）プラン — 横浜外人墓地

　横浜外国人墓地（または単に「外人墓地」とも呼ばれる）は、神奈川県横浜市中区山手にある外国人墓地です。この墓地は、横浜開港当時に発展に貢献した約5,000人の外国人が眠っており、40数カ国の埋葬者の業績を紹介する資料館もあります。墓地内は非公開ですが、資料館は毎週土・日・祭日に公開されています。詳細は[公式ウェブサイト](http://www.yfgc-japan.com/)をご覧ください。

外国人墓地について

横浜外国人墓地資料館

　横浜外国人墓地資料館は、幕末の米黒船艦隊来航の際の軍人の埋葬により始まった墓地です。横浜開港当時の発展に貢献した19世紀の人々をはじめとし、40数カ国の外国人約5,000人が眠っています。資料館には埋葬者の業績を紹介する資料を展示しており、墓地内は非公開ですが、毎週土・日・祭日（雨天を除く／1月・8月・年末は休止）のみ、墓地維持管理募金のための公開を行っています。公開日の開門は12:00、閉門は16:00で、募金額は一口200円です。詳細は[公式ウェブサイト](http://www.yfgc-japan.com/)をご覧いただけます。

資料館前の風景

外人墓地散策の風景

横浜山手のフランス料理店

　港の見える丘公園周辺には美味しいフランス料理店がいくつかあります。以下はいくつかのおすすめのお店です。

1. 山手十番館レストラン＆カフェ: 山手の異国情緒溢れる歴史ある建物で洗練されたフランス料理を楽しめます。素敵な洋館と美味しいお料理が魅力です。

2. パノラミックレストランル・ノルマンディ: 横浜港の景色を一望できるフレンチレストランで、伝統ある本格フランス料理を新しいアレンジで提供しています。

3. 横濱元町霧笛楼: 地元食材を生かした四季折々の横濱フレンチを、異国情緒溢れる洋館で堪能できます。

4. Trattoria NOTO: シチリア料理のお店で、気取らない雰囲気で本場仕込みのシチリア郷土料理が楽しめます。

5. SALONE 2007: 日本のイタリア料理を牽引するサローネグループの旗艦店で、本格的なイタリアンとフレンチを楽しめます。

横浜の山手資料館

　横浜の山手資料館は、1909年に建造された木造西洋館で、横浜市内で唯一の「和洋折衷住宅」です。こちらでは、チャールズ・ワーグマンのポンチ絵やジェラールの西洋瓦など、文明開化当時をしのばせる展示品が鑑賞できます。横浜市の歴史的建造物に指定されており、山手外国人墓地の近くに位置しています。開館時間は11:00～16:00で、月曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始（12/30～1/1）は休館です²。アクセスは、みなとみらい線「元町中華街駅」から徒歩6分、JR京浜東北・根岸線「石川町駅」から徒歩16分、JR京浜東北・根岸線／横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」⇒あかいくつバス「港の見える丘公園前」下車徒歩6分です。バラ園もあり、春には美しいバラが咲き誇ります。

和洋折衷住宅

　和洋折衷住宅は、和風と洋風の要素を意図的に組み合わせた建物のことです。このスタイルは、幕末から明治初期に発生し、日本各地で建てられました。和洋折衷住宅は、和風のデザインを取り入れたモダンな洋風建築や、明治初期を感じさせる和洋が混在するアンティークな建物を指すことが多いです。

　このスタイルの特徴は、和と洋のバランスを取ること。例えば、以下のアイディアがあります。

1. 外観のバランス: 洋風建築をベースにする場合は、モダンなデザインを取り入れ、アクセントとして木材を組み合わせることで和洋折衷の外観になります。また、和風の外観をベースにする場合は、屋根の形状を工夫してみましょう。

2. フローリングと畳の組み合わせ: フローリング貼りの部屋に畳スペースを設けることで、和洋折衷な空間を演出できます。リビングの一角に畳スペースを設ければ、ちょっとした客間として使えます。

3. 格子戸の活用: 空間や部屋を仕切る建具には「格子戸」がおすすめです。和風格子や西洋格子を取り入れて、視線の通りやすさをコントロールできます。

　和洋折衷住宅の実例をご紹介します。

1. 大正浪漫を感じる住まい

この住宅は、大正時代の趣を残しつつ、最新の技術を取り入れた高性能なものです。玄関の脇に洋風の応接間があり、中廊下で少し独立した部屋があること、板張りの台所であり、雨戸に代わりガラス戸が使われていることなどが特徴です。

2. 縁側を設けたモダンな平屋住宅

こちらは縁側を取り入れたモダンな平屋住宅です。縁側は和風の要素であり、洋風のデザインと組み合わせています。

3. 漆を用いた和洋折衷住宅

漆を使った内装が特徴の住宅です。和の素材感を活かしつつ、洋風のデザインと調和させています。

4. 和から洋へリノベーションした数寄屋

この住宅は、中古物件をリノベーションして和洋折衷に仕上げています。耐震補強や断熱性アップの工事を施し、家事動線の整備や採光の確保を考慮しています。

5. 和モダンなスケルトンリフォーム

こちらはスケルトンリフォームによって和モダンな住宅に生まれ変わった例です。和風の中古物件を洋風のアイディアでリノベーションしています。

チャールズ・ワーグマン（Charles Wirgman）

　チャールズ・ワーグマン（Charles Wirgman）は、イギリス人の画家・漫画家で、幕末期に来日しました。彼は当時の日本の様子や事件、風俗を描き残すとともに、日本最初の漫画雑誌『ジャパン・パンチ』を創刊しました。この雑誌は「ポンチ絵」のもととなり、近代漫画の始まりとされています。ワーグマンはさまざまな日本人画家に洋画の技法を教えるなど、日本の美術界にも影響を与えました。彼の活動は、幕末から明治初期の日本の文化と交流を豊かに彩っています。

　ポンチ絵は、幕末から明治にかけて流行した絵の一種で、日本の風刺画や世相漫画に影響を与えました。現代のビジネスシーンでは、大まかに描いた概略図や正式ではない構成図を指します。以下はポンチ絵の特徴です。

1. 一本線で描かれる: 線は何度もなぞらず、一本線で描かれます。

2. アイソメトリック図の構図**: 立体を斜め上から見た描き方を基本とし、見えない部分の構造は破線で描かれます。

3. 横向きA4レイアウト: 原則として横向きのA4サイズで作成され、説明したい文章が細かく書き込まれています。

ポンチ絵は、文章に加えて図を用いた資料を作成する際に、分かりやすさを追求するために活用されます。

ジェラール瓦

　ジェラール瓦は、日本で最初に造られた本格的な西洋瓦の一つです。以下に詳細をご紹介します。

- 起源と命名

　- 明治初期、横浜の元町で船舶給水業を営んでいたフランス人、アルフレッド・ジェラール（Alfred Gerard）が瓦と煉瓦の製

　　造を始めました。

　- その名にちなんで、この瓦は「ジェラール瓦」と呼ばれました。

　- ジェラール瓦は、オレンジ色に焼き上げられており、一見薄い板状のレンガのようにも見えますが、日本で初めて蒸気を利

　　用した機械により大量生産された瓦であり、日本の機械工業の黎明期を物語る資料となっています。

- 特徴

　- ジェラール瓦はストレート型（長方形型）で、上下左右につめ状の凹凸をつけ、相互を噛み合わせながら瓦桟に引っ掛けて

　　葺かれます。

　- フランス瓦の一種であり、日本で製造されたフランス瓦風の瓦は「F形瓦」とも表現されます。

　横浜でジェラール瓦を見ることができる場所は、元町公園です。この公園には、フランス人実業家アルフレッド・ジェラールが経営する西洋瓦とレンガの製造工場がありました。ジェラール瓦は、美しいレリーフで飾られたフランス瓦で、日本初の西洋瓦として元町の地で製造されました。元町公園内にはジェラール水屋敷の跡地もあり、その歴史を知ることができます。

ブリキのおもちゃ博物館

　ブリキのおもちゃ博物館は、神奈川県横浜市中区山手町にある博物館で、日本製のブリキのおもちゃを展示しています。こちらは、玩具コレクターである北原照久さんが集めた1890年代から1960年代までの約3,000点のブリキのおもちゃが公開されています。洋館を改装した博物館で、一年中クリスマスグッズも販売されています。

- 住所: 神奈川県横浜市中区山手町239

- 電話番号: 045-621-8710

- 料金: 大人200円、小・中学生100円

- 開館時間: 9:30～18:00（土日祝は19:00まで）

- 休館日: 年中無休

アクセスは以下の通りです：

- みなとみらい線「元町・中華街」駅6番出口（アメリカ山公園口）から徒歩8分

- JR京浜東北・根岸線「石川町」駅から徒歩15分

- JR京浜東北・根岸線／横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅⇒あかいくつバス「港の見える丘公園前」下車徒歩7分

横浜山手聖公会

　横浜山手聖公会は、神奈川県横浜市中区にある日本聖公会の教会堂です。この教会は、プロテスタント・日本聖公会横浜教区に属し、外形は大谷石を使ったノルマン様式の聖堂を持っています。礼拝は毎週日曜日に行われており、8:00と11:00に行われています。また、日曜学校もあります（10:45）。

- 住所: 神奈川県横浜市中区山手町235

- 電話番号: 045-622-0228

　日本聖公会（Nippon Sei-Ko-Kai, NSKK）は、キリスト教の一教派であり、聖公会（アングリカン・コミュニオン）の構成団体の一つです。以下に詳細を説明します。

- 起源と信仰

　- 聖公会は、宗教改革の中からイングランドで創生した英国国教会（日本聖公会の用語では英国聖公会）をルーツとする教派

　　です。

- カンタベリー大主教を精神的指導者とし、世界165ヵ国以上に広がる42の管区と5つの特別管区からなり、信徒は数千万人で、各管区はいくつかの教区を持って教義を共有しています。

- 日本での宣教

　- 日本で宣教を開始したのは、米国聖公会の宣教師が長崎に来日した1859年（安政6年）です。

　- 現在、日本聖公会は国内に279の教会を持ち、信者数はおよそ48,500人で、日本におけるキリスト教徒全体の約5%を占めて

　　います。

- 関連施設

　- 日本聖公会は立教大学、平安女学院、桃山学院、聖路加国際病院、滝乃川学園、エリザベス・サンダースホームなど、200あ

　　まりの関連施設を持っています。

　聖公会（英語: Anglican Church）は、イングランド国教会（Church of England）を母体とするキリスト教の教派であり、カトリック教会とプロテスタントの中間に位置します。この「中道（Via Media）」の教会として、世界各地に広がる諸教会の連合をアングリカン・コミュニオンと呼びます。

- 起源と伝播:

- 1534年にイングランド国教会がローマ・カトリック教会から独立して成立しました。

- 1784年にはアメリカ独立に伴い、米国聖公会が成立しました。

- 信仰と規範

- 聖公会は「使徒信経」と「ニケヤ信経」に出てくる「聖なる公同の教会」（holy catholic Church）に由来する名称で、19世紀中葉から香港や中国で使われ始め、正式には1887年から日本聖公会で用いられるようになりました。

*　信仰の規範となる教条として、1563年に制定された『イングランド国教会の39箇条』（聖公会大綱）がありますが、全聖公会に必須の教条ではありません。日本聖公会においては批准されていないため、信仰においても柔軟性があります。

また、聖公会は「シカゴ－ランベス四綱領」として知られる教義的な要約を採用しています。この四綱領は、救いに必要な全ての要素を包括し、聖書、使徒信経、ニケヤ信経、洗礼、主の晩餐、歴史的主教職などを含んでいます。

　聖公会は、伝統的な典礼を重んじつつ、カトリック的な傾向とプロテスタント的な傾向を結びつけています。その中で、ハイ・チャーチ、ロウ・チャーチ、ブロード・チャーチといった異なる立場が存在し、個々の教会や信者によって濃淡があります。

聖公会の塔の外観

自働電話ボックス

　横浜山手の電話ボックスが面白い形なので写真に撮りました。

　横浜の山手地区にあるレトロな電話ボックス、その名は「自働電話」です。この電話ボックスは、元町公園の山手本通り沿いに位置しており、灯台を模した六角形のデザインが特徴です。なんとも風情があって、山手の街並みによく溶け込んでいます。

　この「自働電話」は、1990年に設置された公衆電話で、日本初の公衆電話機が設置された明治33年（1900年）の京橋（東京）の電話ボックスを再現しています。当初は「自働電話」と呼ばれていたそうで、交換取扱者（交換手）のミスがあると再度硬貨を入れなければならなかったため、あまり使用されていなかったとか。今と比べると、電話することは労力のかかることだったのでしょうね。

山手234番館

　山手234番館（Bluff No. 234）は、神奈川県横浜市中区山手町にある西洋館です。1927年頃に外国人向けの共同住宅（アパートメントハウス）として建てられ、関東大震災の復興事業の一環として横浜を離れた外国人に戻ってもらうために建設されました。設計者は隣接する山手89-6番館と同じ朝香吉蔵。当時は4つの同一形式の住戸が中央部分の玄関ポーチを挟んで対称的に向かい合い、3LDKの間取りで合理的かつコンパクトにまとめられていました。洋風住宅の要素も採用され、震災後の洋風住宅の典型と言えます。第2次世界大戦後は米軍による接収を経て、1980年代までアパートメントとして使用されていましたが、平成元年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得し、一般公開されています。1階では再現された居間や山手234番館の歴史についてのパネルが展示され、2階は貸しスペースとしてギャラリー展示や会議に利用されています。

山手234番館の内部を見学したい場合、以下の手順をお試しください。

1. 予約: 山手234番館は一般公開されていますが、事前に予約が必要です。公式ウェブサイトや電話で予約を確認してください。

2. 訪問日時: 予約を取ったら、訪問日時を決めましょう。山手234番館は特定の日時に限られていることがあります。

3. アクセス: 横浜市中区山手町にある山手234番館へのアクセス方法を調べてください。最寄りの駅やバス停からの行き方を確認しましょう。

4. 見学: 山手234番館を訪れ、歴史的な西洋館の内部を堪能してください。展示されているパネルや再現された居間を見学できるはずです。

山手234番館

山手西洋館散策

横浜雙葉　学校

　横浜雙葉中学校・高等学校は、神奈川県横浜市中区山手町にある私立女子中学校・高等学校です。この学校はカトリック系で、1900年に設立され、現在まで長い歴史を持っています。一人ひとりを「かけがえのない存在」として大切にし、各自が持つ可能性を最大限に発揮するために、ともに学び合う学校として知られています。中高一貫教育を提供しており、完全一貫制の課程を提供しています。フランス語の課外授業や大学受験を念頭に置いた授業が行われており、文化部や運動部を通じて総合的な力を身につけることを目指しています。横浜雙葉学園の源流は17世紀半ばのフランスにまで遡り、伝統と歴史を大切にしています。